日本鉄鋼連盟の橋本英二会長(日本製鉄社長)は3月31日の定例記者会見で、炭素税や排出量取引などカーボン・プライシング(CP、炭素の価格付け)の導入を政府が検討している問題について、「炭素に課税することで二酸化炭素(CO2)は減るのか(どうか疑問)。有効ではない。特に代替技術のない鉄鋼業への適用はやめてほしい」と語り、CP導入に反対との立場を...