銅系メーカーと原料問屋間で結ばれる4~6月期の銅スクラップ長期契約において、数量条件は伸銅関連など各メーカーで前四半期比据え置きが中心となった。低迷が続く黄銅棒向けは数量増が問屋間で期待されていたものの、5月以降の先行き不透明感から原料の扱いに慎重になったとみられる。 伸銅品の生産はコロナ禍から復調。板条メーカーの生産は昨年から自動車・通信...