名古屋ステンレス流通協会がまとめた2月の店売りステンレス鋼板需給統計によると、その他冷延鋼帯などほとんどの品種の在庫が減少、全体の在庫は前月比5・0%減の8293トンとなった。実需が徐々に復調していることに加えて、輸入材の入着数量が減ったため、需給がタイト化しつつある。 自動車向け主体のクロム系だけでなく、店売り関連も多いニッケル系品種でも...