住友金属鉱山は10日、菱刈鉱山(鹿児島県)に温泉熱を利用した自家消費用バイナリー発電設備を導入し、2月から稼働を開始したと発表した。坑内で湧出する温泉熱を活用する発電設備で、発電した電力は菱刈鉱山内で自家消費する。発電量は約57万キロワットアワー/年で、同鉱山における使用量の約2%に相当する。自然発生する温泉熱を利用して発電することで温室効...