一部のアジア圏で調整局面に入っていた熱延コイルの海外市況が急速に底値を切り上げている。一時700ドルを割る提示価格が見られた中国の低級品ホットは旧正月(春節)明けに50ドルほど値を上げ、足元では底値圏でも600ドル台のオファーは姿を消した。今後は本格的な需要期入りで相場全体が切り上がると予想され、日本製鉄は4月積み商談でトン当たり800~85...