神戸製鋼所は24日、燃料電池車(FCV)の燃料電池に使われる新しい表面処理チタン圧延材を開発したと発表した。トヨタ自動車が2020年12月に発売した新型「ミライ」に採用された。開発材は、導電性と耐食性を高次元に兼ね備えているのが特徴だ。燃料電池の小型化や生産性向上を可能にし、水素社会の構築に貢献する。 開発したのは、燃料電池スタックのセパレ...