日本伸銅協会によると、1月の生産量(速報値)は5万8869トンで前年同月比2%増と、26カ月ぶりに前年水準を上回った。自動車・通信関連の強い需要により板条製品の生産が増えた。 主要品種別は、銅条が2万1340トンで同17%増。半導体分野の他、車載用半導体や端子・コネクタが好調だった。半導体不足による自動車減産の影響は表面化していない。 黄銅...