アルミ圧延事業を手掛ける大手5社の4~12月期決算が出そろった。新型コロナウイルスの感染拡大によって、上期を中心に自動車や建設など幅広い分野で販売が振るわなかったが、下期に入りアルミ地金価格が上昇していることで在庫評価が好転。自動車部材の販売も回復する中でコスト削減策が奏功し、経常損益は神戸製鋼所(アルミ板ユニット)と前期に固定資産の減損で...