財務省の貿易統計によると、2020年の日本の電磁鋼板(冷延鋼板に分類されるものを除く)輸出は、前年比10・8%減の47万6千トンとなり、1998年以来となる50万トン割れだった。変圧器(トランス)向けの方向性電磁鋼板(GO)は前年を上回ったが、新型コロナウイルスの影響により自動車や機械で使われるモーター向けの無方向性電磁鋼板(NO)が減少し...