ドイツ高炉最大手のティッセン・クルップ・スチールは3日、デュースブルグ製鉄所の第9高炉で行っていた水素の吹き込み試験が完了したと発表した。 2019年から開始していた第一期試験が成功裏に終わったもので、22年からは大量生産の実現に向けた試験に移る。 TKは同所で高炉4基を操業しており、水素還元のほかLNGを使用するDRI(直接還元鉄)プラン...