鉄鋼産業懇談会の中村真一会長(日本製鉄副社長)は3日、来年度(2021年度)の国内鋼材需要が5500万トンと、20年度比で300万トン程度増加するとの見通しを示した。新型コロナウイルスによる影響など先行きの懸念材料はあるものの、自動車向けを中心に回復傾向が継続すると強調した。 3日の懇談会終了後、記者団に対しコメントした。新型コロナに関して...