日本溶融亜鉛鍍金協会がまとめた2020年の構造物向け溶融亜鉛めっき生産量は、前年比12・2%減の104万3796トンだった。全14の需要分野のうち11分野が減少。構成比率が高い建築材向けが需要の端境にあるのに加え、新型コロナの影響に伴う各分野の停滞もあり、年間を通じてマイナス基調が続いた。需要分野別の詳細は次の通り(カッコ内は前年比)。 ▽...