品種別分析 厚中板の用途は多様であるが、高級品のまとまった需要があるのは機械工業と造船工業である。とりわけ継続的な需要があるのは造船工業と思われる。2015年に重点企業が生産した厚中板3品種の生産のうち、造船用は17・5%を占めていた。他に、ボイラー・燃焼室用1・8%、橋梁用2・6%、高圧容器用1・6%などの高度な用途が把握されている。また鋼...