日本鉄鋼連盟が29日発表した普通鋼鋼材の需給速報によると、20年12月末の国内向け在庫量(メーカー・問屋在庫)は512万3千トンとなり、11月末に比べ5万2千トン(1・0%)増加した。増加は2カ月連続だが、低水準を維持した。国内向け在庫率は158・9%(6・4ポイント上昇)だった。 国内向け在庫量は夏場以降の需要回復を受けて減少傾向となり、...