中国鋼鉄工業協会(CISA)は先週開いた記者会見で、工業・情報化部(工信部)の通達に則り、2021年は粗鋼の減産に努める方針を示した。 CISAは減産の背景としてCO2排出削減やカーボンニュートラルの実現、鉄鉱石の輸入依存の低下、生産品種の高付加価値化などを指摘。21年の鋼材需要は小幅増となる一方、生産を抑制することで供給構造は適正化される...