20年(1~12月)の電気銅生産量が史上2番目の高水準となった。出荷量もコロナ禍で電線向けや伸銅品向けなどの国内需要は低調だったが、11年ぶりに過去最高を更新した輸出向けが全体の出荷量を押し上げた。一方、亜鉛はコロナ禍で春先から夏場にかけて主力の亜鉛めっき鋼板向けが低調だったため、生産量は1967年(昭42)以来、53年ぶりの低水準となった...