富山県西部の鉄スクラップは昨年末からの騰勢が後退。1月中旬以降、東京製鉄の値下げに当地区の輸出業者および地場メーカーが追随、下げ局面に転じている。 コロナ禍により発生は依然として低水準のままだが、相場の先高観が薄らいだこともあり荷動きが活発化。メーカーへの入荷は順調のようで、市中では「まだ下げ余地を残す」との声も聞かれる。ただ先般の大雪では...