輸入薄板類は全面高の様相で、供給もひっ迫している。東アジア各国メーカーの製鉄所はフル稼働しているが、自動車・家電向けの数量増に伴い、ロール枠に余裕がなくなっている。また国内供給を優先するため、日本向けの販売量確保は難しいのが現状。輸入材の全面高・販売枠減は日本国内の薄板需給のひっ迫感を強める要因となっている。