日本伸銅協会によると、12月の生産量(速報値)は5万8420トンで前年同月比2%減。新型コロナウイルス感染拡大の影響から回復が遅れている住宅設備など建築関連が低迷し、主要品種の黄銅棒や銅管が落ち込んだ。一方、自動車や半導体分野の好調を追い風に、条製品を中心に前年を上回った。 主要品種別は、銅条が2万908トンで同8%増。半導体分野が好調の他...