2021年の建築用鋼材需要は前年とほぼ同水準となる見通しだ。新型コロナウイルスの感染拡大影響が続く中で中小案件の投資低迷は続くもようだが、首都圏の再開発案件など大型案件は計画通りの進ちょくが見込まれる。物流施設の需要も依然堅調で、下期以降は鉄鋼建材の需要増が見込まれる。21年度の鉄骨需要は20年度並みの400万トン程度の水準を維持するとの見...