国際銅研究会(ICSG)がまとめた1~10月の世界銅地金需給バランスは、48万2千トンの供給不足となった。前年同期は35万4千トンの供給不足だった。供給量、消費量ともに前年同期を上回ったが、中国の見掛け消費量の増加により、不足幅は前年同期に比べ拡大した。単月ベースでは7カ月連続で不足バランスとなっている。 1~10月の銅地金需給は、供給量が...