今20年度の国内造船向け厚板需要は当初見通しよりも下振れとなり、18年ぶりに年300万トン割れとなる見込みだ。あと数カ月を残しているが、通期で260万~270万トンレベルに落ち込むものとみられる。世界的な船腹過剰感が解消されない中、新型コロナの影響で新造船の商談活動が停滞した。昨年初めには、「2020年は日本造船メーカーの新規受注が増えてい...