――鉄鋼内需は成熟し、今後はシュリンクする方向にあります。その中で皆さんは会社や業界を取り巻く事業環境をどのように認識されていますか。藤田氏「特殊鋼は製造業に直結するので需要が海外に流出するのは止めようがない。では何が国内に残るのかと言えば、高品質の基幹部品で、なおかつ一品一様で手間が掛かり海外に出せない重要部品です。ロットが小さく、複数の加...