昨年は2019年下期の不調を引きずる中で新型コロナウイルスが発生、設備投資や生産活動が一段と滞り極めて厳しい年だった。需要をけん引する分野がなく、21年の市場環境も楽観できないだろう。 鉄鋼メーカーが値上げを打ち出しており、今後は価格転嫁に迫られることとなる。一方、物件数が縮小する中、ゼネコンによる受注競争のあおりを受け、鉄骨価格が低下、シ...