財務省の貿易統計によると、5月における溶接材料の輸入量は前年同月比27・4%減の5862トンだった。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大を受けて主力の建設機械向けを中心に関連需要が振るわず、昨年10月から8カ月連続のマイナスだった。 主な内訳は、非合金鋼溶接ワイヤが79・8%減の20トン、ソリッドワイヤ(SW)が44・5%減の1703トン、...