欧州鉄鋼業で「脱炭素」に向けた動きが加速している。域内最大手のアルセロール・ミッタル(AM)は25日、CO2排出削減に向けDRI(直接還元鉄)プラント新設に最大300~400億ユーロ(約4兆円)を投じる構想を発表した。欧州ではドイツのティッセン・クルップやザルツギッターなどもDRIプラントを新設する方向で、高炉からの置換に巨額投資が求められ...