日本製鉄が8日発表した20年3月期の連結決算(国際会計基準)は最終損益が4315億円の赤字(前期は2511億円の黒字)だった。過去最大の赤字となる。米中貿易摩擦の影響で国内外の鋼材需要が減少するなど厳しい事業環境を背景に、国内製鉄所の減損損失約4千億円を計上したことなどが響いた。 売上収益は4・2%減の5兆9215億円、事業損益は2844億...