日本高周波鋼業は21日の取締役会で執行役員制度を導入することを決めた。6月下旬の定時株主総会で正式決定する。業務に精通する人材に執行役員として特定領域の業務執行を委ね、取締役が経営戦略・方向性の決定や業務執行の監督に専念することで、経営と執行の分離、責任と権限の明確化、意思決定の迅速化、コーポレートガバナンスの強化ができる経営体制へ移行する。