名古屋を中心とした東海地区の鋼材流通市場にも、本格的な販売減に対する関係者の懸念が高まってきた。今月に入り販売減が目立っているところへ、地区需要を支える自動車関連のさらなる生産減(国内完成車)がここへきてささやかれ始めた。土木関連の需要は堅調に推移しているものの、建築や工場設備関連の動きは停滞ムードが強まっており、市場の混迷は深まりそうだ。...