全国ステンレス厚板シヤリング工業会(ANS会)統計によると、2月のステンレス厚中板(熱延品)販売は前年同月比10・9%減の7986トンで、切板実需の減少を反映した。前年同月割れは15カ月連続。例外的な月を除けば、18年1月以降、2年以上にわたりマイナス基調が続き、19年12月以降は一段と落ち込んでいる。 需要面では環境装置・食品・薬品関連な...