――アルミ業界の現状をどう受け止めていますか。  「2019年のアルミ圧延品(板・押出合計)の出荷量は前年比4・5%減の190万7448トンにとどまった。世界景気の減速を受けて、リーマン・ショック以後では最低の出荷量。2年連続で、200万トンの大台を下回った。米中貿易摩擦などの影響を受けて、半導体分野や輸出が不調になったことが要因とみている」...