中部地区電炉の鉄スクラップの購入価格が13日、1カ月ぶりに500円下落した。地区実勢はH2=1万8500~2万500円と中心値は2万円を割り込んだ。新型肺炎の影響で、国内外の生産活動が停滞。市中では先安観が根強い。 先日、行われた関東鉄源の共同輸出入札は、地区実勢を上回る価格で落札された。発生減を背景に扱い筋の中には、今回の入札結果が市況を...