銅・黄銅屑は不透明感が強い。指標となる海外銅相場は、新型コロナウイルス感染拡大による懸念が依然あり、慎重に先行きを見通す必要がある。 発生は例年に比べて総じて低調だ。製造業を含めて活気が乏しい環境にあるためか、新切など工場発生品は特に数量が減っている。また年度末だが、まとまった持ち込みも見られない。 ロンドン金属取引所(LME)銅市況は軟調...