高炉メーカーの推計によると、2019年度の国内鋼材消費量(国内鋼材需要)は前年度(6232万トン)比4%減の5980万トン程度と、6千万トンの大台を割ることになりそうだ。5千万トン台になればリーマンショック後の09年度以来、10年ぶりのこととなる。また、国内需要は「20年度下期に緩やかに回復することを期待している」との声が根強いものの、一方で...