日本製鉄がチタン事業で一部品種の生産から撤退する方針を決めた。製造を止めるのは航空機のエンジン向け丸棒と、発電プラント向け溶接管。いずれの品種とも需要構造上の課題から中長期的にも収益改善が難しいと判断した。丸棒は2023年3月末、溶接管は21年9月末をめどに製造設備を休止する。