熱延コイルの国際市況で、アジアと非アジア圏との値差が拡大している。米国や中南米などでホット市況が一段高となる一方、中華圏の旧正月(春節)やベトナムのテトが明けたアジア圏は中国発の新型肺炎などで様子見ムードが強い。当面の輸出商談は非アジア圏で先行して動きそうだ。 アジア圏のホット市況は、旧正月前にトン当たりCFR530ドル程度、FOBベースで...