2月は、来期に向けて体制を整える充填期間といえるが、今年は暖冬と対象的に商売は寒風が吹く。足元だけを見ると好材料はほとんどない。先安観などで問屋筋は申し込みを減らしているが、出荷も振るわず、こうした状況が続けば今後の資金繰りにも影響しかねない。先行きを慎重に見て「春風を待つ」ムードが市場から伝わってくる。