東京地区のH形鋼はジリ安基調から抜け出せないでいる。年が明けても建築は仕事がそれほどなく、荷動き、引き合いともに厳しい状況だ。 東京五輪の開催で今夏は都心部の物件は停滞するが、他地区では官公庁舎や病院などの案件が出てくる。土木向けも高速道路や鉄道関連の大型工事が控えており、下支え材料として期待できる。今が流通にとって踏ん張り所だ。(談)