中国で感染が拡大している新型コロナウイルスによる肺炎が、鉄鋼市場にも波及する可能性が高まっている。中国政府は対策の一環として旧正月(春節)休みを3日間延長し、2月2日までとすることを決めた。春節明けの取引再開が後ずれするほか、実需にも一定の影響が生じそうだ。 中国では2003年にもSARSが流行。当時は情報開示の遅れに対する疑心暗鬼から経済...