年初来、各地で行われている新年賀詞交換会。業界のリーダーたちが発するメッセージの多くが「今年の鉄鋼を取り巻く景気動向」であり、その見通しは総じて「厳しい一年になる」とのトーンだ▼ただ、以前にある経済評論家が「2020年危機」と称し、日本経済の先行きに潜むリスクについて警鐘を鳴らしたという話や大手の民間研究機関も「2019年問題」と題してまと...