――まずは昨年の概況から。 「ここ10年ほどの輸入量は内需が増えれば増え、減れば減るというように、内需と関係しながら推移してきた。しかし昨年は内需が減少した一方、輸入量は前年比で数十万トン増となる500万トン超となった。これはメーカーの操業トラブルや自然災害などのため代替として輸入材の手当てが進んだこと、また中・韓マーケットが冷え込む中、海外...