新春インタビュー・日本製鉄の針路/橋本英二社長に聞く/「国内生産体制、適正規模に」/電磁鋼板増強など「品種構成を高度化」
――新2020年の鉄鋼事業を取り巻く環境について。 「昨年から継続する状況として、中国要因で鉄鉱石価格が高止まりする一方、国内外で鉄鋼需要が下振れており、鉄鋼製品価格が低迷している。かつてない『原料高製品安』の構造となっており、厳しい市場環境にある。製品価格と鉄鉱石価格のバランスを考えると、熱延コイルがCFR450ドルの水準であれば鉄鉱石価格...
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