――昨年の需要環境を振り返って。 「需要が減速した品種が多く国内生産は前年比約7%減の76万トン程度になりそうだ。銅や黄銅などの条製品は自動車や半導体、家電関連のニーズが軟調。銅管は主力需要先のエアコン向けで薄肉細径化が進んだほか、建築用・産業用など空調以外の需要が低調。さらに住設機器向けが多い黄銅棒も建築関連需要が盛り上がらなかった。ただ足...