矢崎総業グループで電線を主力事業とする矢崎エナジーシステム(本社・東京都港区、社長・矢崎航氏)は今期の電線販売量8万2千トンを目指す。前期比2%減だが引き続き過去最高レベル。主力の建設電販向け電線は7万1千トンで同水準を維持する。首都圏再開発などの需要を見込むほか、小中学校での空調関連需要にも期待。銅価下落による在庫評価損で前期赤字だった利益...