大型連休を目前に控え、首都圏における足元の鋼板マーケットは閑散としている。3月の実商いが、年度末環境にもかかわらず動意が鈍く、とりわけ店売り末端マーケットにおける荷動き、引き合いとも「2月とほとんど変わらず、近年では最低水準だった」(首都圏の薄板流通)とのこと。その流れが4月も続いているという。在庫調整の遅れも顕著だ。地区コイルセンターによ...