高砂鉄工は17日の取締役会で、山田健司参与(64)が社長に就任するトップ人事を内定した。大植啓一社長(66)は取締役として残る。6月下旬の株主総会・取締役会で正式決定する。 大植氏は新日鉄(現日本製鉄)出身で、2007年に高砂鉄工取締役に転じ、10年に社長に昇格した。高砂では「ステンレス事業の大幅縮小」を柱とする構造改革を断行。13年度に黒...