3月の首都圏における店売りマーケットは「期待に反して低調」に終わり、その流れのまま4月の新年度を迎えたというのが大方の印象だ。薄板類については市中の荷動き、引き合いともに乏しく、その上「メーカーデリバリーが予想以上にスムーズ」(有力コイルセンター)なため扱い各社の在庫調整が進まず、品種によってはやや荷余り感も。こうした需給緩和が影響し、地区...