電力インフラの構築に不可欠な高圧ケーブルは、国内での老朽化更新や世界的な再生可能エネルギーの導入拡大を受け需要増が見込まれる。これまで日本の大手メーカーは苦戦を強いられていたが、成長市場の捕捉に向け攻めに転じ始めた。古河電工の戦略について高圧ケーブルなどの事業を指揮するエネルギーインフラ統括部門長の小塚崇光取締役執行役員専務に聞いた。(古瀬 唯)