東海地区でも鋼材流通業などで経営の若返りが進み、ものづくりの変化に合わせた商取引や業務の多角化も進む。一方、さまざまな理由から、経営のバトンをつなぐ時点でメーカーや商社との歴史的なつながり、鉄を扱う面白さなどの基本がうまく引き継がれず、せっかく持つ自社の実力や可能性を発揮しきれないケースも目立つ。鉄鋼新聞社では、大同特殊鋼、岡谷鋼機、中部鋼鈑...