火力発電向け主体の大手鍛造メーカーであるシモダフランジ(本社・兵庫県相生市、社長・下田信治氏)は、新日鉄住金の開発材を用いてA―USC(700度級超々臨界圧発電)向け鍛鋼品の製造方案を確立し、実機採用に向けてテスト段階に入っている。 火力発電向け鍛造品にはステンレス、低合金鋼、高合金などがあり、現在テスト段階に入っているのは高強度高耐食性ニ...